ときめき
〇ときめき
某自動車販売会社が渦中のこの頃ですが、私は相変わらず食って→寝ての繰り返しで、ペンギンのようにかわいい体形になりつつあります。
ペンギンに失礼と言われるとそこまでですが、太ももだけでペンギンなので本当に素晴らしいたとえだと自認しております。
ぱっと思い出したんですが、ピングーというペンギンのアニメを本当に小さいころに見ていたような。腹を氷につけてスーッと滑るシーンは、全幼児が憧れたものです。
最近髪が伸びすぎて、YouTubeの飛ばせない広告くらい邪魔です。別に目にかかるわけじゃないのに、おでこに当たるだけでなんかかき上げたくなります。
センター分けという近未来な髪型が流行っとるらしいですが、私にそれをする勇気はみじんもありません。あの髪形をする人は、イケメンかつ本当に人をジャガイモだと思っている人ですね。
ところで、人が物事に集中できないのは狩猟時代に原因があるらしいですよ。狩猟時代に一つのことに集中してると外敵に襲われることを覚えてしまった人類は、現代でも漫画という外敵に襲われてしまうんです。
つまり祖先の仕業ということで恨もうと思ったんですが、もし祖先が採集に集中していたら私はいま存在しないということで...
というジレンマに陥ってしまう今日この頃です。
テーマが「ときめき」ということで、辞書で意味を引いてみました。すると、「胸がときめくこと」という元も子もない説明がなされていて、謎は深まるばかり。
日本人はこうも説明のしづらい感情をたくさん作るものです。しかし「ときめき」という感情は明確に持っている。これは世界に誇る日本人の魅力と言っていいでしょう。
ではどんなときに「ときめく」のか。それはやっぱり美しさです。美。心がパーッと晴れるような、美しいものを見たときに「ときめく」のです。
「ときめきメモリアル」なんていう恋愛シュミレーションゲームが有りますが、恋というのは人の美しいところを見つけるからときめくのですね。
少し友人の話をします。
彼は恋をしていました。同じクラスのムードメーカーに。ただうるさいやつだと思っていた彼女が見せた小さなやさしさにときめいたそう。美しい内面を発見してしまったのですね。
彼の想いはもう止まることを知りませんでした。彼は現代の若者と思えない、夜景の見える塔の上に彼女を誘いました。ちょっとロマンチックすぎやしませんか?
結果として彼は友達と塔にのぼり、恋人と帰ってきました。塔の上には、海が広がっていたそう。夜景はまさにときめきを体現したようなものだったのです。
「ときめき」というのは、平凡な奇跡なんですね。